ストレス性脱毛症だと育毛剤の効果はない?
ストレス性脱毛症は名前の通り、ストレスが原因で自律神経のバランスが崩れ、頭皮状態に異常を起こして抜け毛の量が多くなってしまうという神経性の脱毛症にあたります。
頭頂部以外に起こる円形脱毛症も、そのストレス性脱毛症の一つとして考えられます。
このバランスの崩れは、普段の生活環境が大いに影響しています。
自律神経と言うのは、自分で意識している神経とは違う部分に存在するので、自分でコントロールするのが難しいとされています。
自律神経は乱れてしまうと疲れがたまったり、ストレスがたまってイライラしたり、集中力が欠如するなど精神的にバランスが正常なものとは異なってしまいます。
もし、そういった症状になってしまうと、育毛剤を使用しても効果が出にくいといえるでしょう。
育毛剤で自律神経を正常なものに治すというわけではありませんので、まずはメンタル面の改善が重要!
安らげる空間に身を置くことが重要で普段生活から離れ、落ち着いた環境へ出かけたり、旅行するなどして、心身ともにリフレッシュし、睡眠時間を多く取り、1日3食しっかりと取って、生活改善を取り入れることが効果的です。
またそれだけで完全にバランスを整えるのが難しいという方は、体質改善の漢方薬で体調を整え、マッサージを受けると交感神経と副交感神経を正常なものに戻り、バランスを調整してくれる働きがあります。
つまり、ストレス性脱毛症というのは、まずは自分の生活環境変えることが何よりも重要!
育毛剤が全く効果がないというわけではありませんが、精神的ストレスの部分が、特にストレス性脱毛症の大きな割合を占めているので、そちらから改善していく必要があるでしょう。
兆候としては疲れ目、動悸、めまい、頭痛、生理不順、疲れやすい、朝起きられない、寝つきが悪い、情緒不安定などの症状が現れると要注意。
自分自身のメンタルコントロールが大切な要素となると言えるでしょう。