育毛剤は何歳まで有効?
育毛剤を使用することによる効果は、何歳まであるのかというのが気になる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、「50歳になったらスパッと効果がない!」なんてこともありませんが、年齢を重ねるごとにその育毛剤の効果が薄れることは事実です。
これは男性ホルモンの分泌の低下とともに育毛剤の効果も落ちると言われています。
また、育毛剤や内服薬の薄毛改善に使用されている薬は、20代から50代を対象にしているものがほとんど。
臨床試験もこの年代を対象にした調査を行っているので、60代や70代の方が、育毛剤を使用することは想定していない場合がほとんどです。
このことからも育毛剤を使用する年齢は、「50代までが一つの目安」と考えて問題ないでしょう。
決して医学的に60代になったから育毛剤を使用してはダメということはなく、副作用の可能性が高まるということもありません。
ただ、60代以降は効果としては非常に低くなってしまうので、あまりお勧めはできないと考えていた方が良いでしょう。
ちなみに男性型脱毛症の日本で実施された臨床試験の結果がありますが、そのデータによると20代から50代までが薄毛改善に取り組んで、薄毛が改善される確率が58%。
つまり、10人中6人ぐらいが薄毛改善の効果があると言われています。
しかしこれは1年間の検証結果となり、仮に3年以上内服薬を服用したり、育毛剤を続けていると、約8割の人が改善されるという検証結果も出ています。
このことからも、40代や50代の方でもまだまだ望みを捨てる必要はありません。
できるだけ若いうちに取り組んだ方が改善する確率が高くなりますが、40代や50代の男性型脱毛症の人も改善する余地は十分にあるといえるでしょう。