育毛剤の副作用について
育毛剤の副作用ですが、成分によって、その副作用も異なりますが、どの育毛剤でも共通して起こる可能性があるのが痒み、かぶれ。
これは第1類医薬品の育毛剤や、医薬部外品の育毛剤などの種類に問わず起こる可能性があります。
ただ、もしもこのような症状が起こったとしても、直ちに使用を中止すれば大事に至ることはまずないでしょう。
後遺症として残るような副作用は基本的にないので、安心して使用することができます。
しかし、第1類医薬品に該当する育毛剤には、注意が必要な成分もあります。
それはミノキシジルの存在。
ミノキシジルには血管拡張の作用があり、むくみや肌の紅潮、あるいは肝臓への負担がかかると言われています。
しかし、それらの副作用が発生する可能性はほんの1、2%。
ほとんど発生することのない副作用なので、心配する必要はないでしょう。
また、日本製ではありませんが外国製の育毛剤でフィナステリドという成分が含まれていると、初期脱毛の症状が起こることがあると報告されています。
初期脱毛とは、育毛剤使用後2、3週間後に抜け毛の量が4倍から5倍ほどに増えてしまうという現象です。
思わぬ反応にびっくりして育毛剤の使用をやめてしまう方が多いようです。
しかし、初期脱毛に関しては、副作用ではあるものの、病気というわけではないので、育毛剤の使用止めずにそのまま継続して使用して問題ありません。
むしろ効果があるという裏づけにもなりますので、そのまま継続して育毛剤を使用することをお勧めします。
初期脱毛は長くても1ヶ月から1ヶ月半程度で治まると言われています。
その期間を終えれば再び抜け毛の量がおさまり、徐々に発毛効果が見られ、ヘアサイクルが改善されていきますので、慌てずじっくりと薄毛対策を行いましょう。